歯磨きの順番(歯ブラシの順番)

歯磨きの順番(歯ブラシの順番)は、これといった決まりはありませんが、順番をきちんと決めることで、磨き残し(磨き忘れ)の部分をなくします。

歯ブラシの磨き方(歯磨きの仕方)は、、普段は、ローリング法(縦磨き)、バス法(横磨き)を勧めていますが、ます、一つの例として、順番を説明します。

先ずは、ローリング法(縦磨き)で右上の歯の表側(頬っぺた側、頬側)から、歯列全体を7等分(歯ブラシが一度に約2本分当たるので、14本割る2)して、一か所につき20回ずつこの動作を繰り返してください。

次に左側まで終われば、左奥歯から右の奥歯に向かって、咬み合わせの面をゴシゴシ、しっかり前後に歯ブラシを動かしながら、7か所を一か所につき20回ずつこの動作を繰り返してください。

また、右にもどっできたら、今度は、歯の裏側(ベロ側、舌側)を歯の表側(頬っぺた側、頬側)とおなじように、右奥歯から左の奥歯に向かって7か所を一か所につき20回ずつこの動作を繰り返してください。

同じ要領で下の歯(歯列)全体を磨いてください。

続いて、、ローリング法(縦磨き)が終わったら、バス法(横磨き)で、右上の歯の表側(頬っぺた側、頬側)から、歯列全体を7等分(歯ブラシが一度に約2本分当たるので、14本割る2)して、一か所につき20回ずつこの動作を繰り返してください。

次に左側まで終われば、左奥歯から右の奥歯に向かって、咬み合わせの面をゴシゴシ、しっかり前後に歯ブラシを動かしながら、7か所を一か所につき20回ずつこの動作を繰り返してください。

また、右にもどっできたら、今度は、歯の裏側(ベロ側、舌側)を歯の表側(頬っぺた側、頬側)とおなじように、右奥歯から左の奥歯に向かって7か所を一か所につき20回ずつこの動作を繰り返してください。

最後に、舌(ベロ)に軽く歯ブラシをかけてください。(折角くきれいにした歯の表面を、舌の表面についた汚れで汚さないためと、舌自体を健康に保つため)

これで、歯ブラシの基本的な磨き方は十分です。

歯並びの悪い方や、歯ぐきを引き締める必要のある方は、その部分をより丁寧に磨いてください。

ローリング法(縦磨き)

ローリング法(縦磨き)は、歯ブラシを歯ぐきの所に当て、歯ブラシをくるくると回転させ、歯ブラシの毛全体で、歯ぐきと歯の表面(歯面)をしっかりとマッサージしながら磨く方法で、主に歯の表面(歯面)の汚れを落としながら歯肉マッサージ効果の高い磨き方です。

ローリング法

ローリング法  2014-11-12 14.55.17 2014-11-12 14.55.28

2014-11-12 14.55.37 2014-11-12 14.55.43 2014-11-12 14.55.48 2014-11-12 14.56.00

咬合面磨き

ローリング法舌側 下顎前歯 上顎前歯

 

 

バス法(横磨き)

バス法(横磨き)は、歯ブラシを歯ぐきの所に45度の角度に当て、歯ブラシを1㎜程度の細かいストロークで、歯ブラシの毛先で、歯ぐきと歯の表面(歯面)をしっかりとマッサージしながら磨く方法で、主に歯と歯ぐきの境(歯周ポケット)の汚れを落としながら歯肉マッサージ効果の高い磨き方です。

バス法

バス法 2014-11-12 14.55.17 2014-11-12 14.55.28

2014-11-12 14.55.37 2014-11-12 14.55.43 2014-11-12 14.55.48 2014-11-12 14.56.00

咬合面磨き

バス法舌側 下顎前歯 上顎前歯

 

 

 

ローリング法(縦磨き)、バス法(横磨き)共に、行ってもらわないといけませんが、歯の歯面に磨き残しの多い傾向にある方は、ローリング法(縦磨き)に重点を置きながらローリング法(縦磨き)、バス法(横磨き)共に、行ってもらうのがいい方法です。また、歯と歯ぐきの境目に磨き残しの多い傾向にある方は、バス法(横磨き)に重点を置きながらローリング法(縦磨き)、バス法(横磨き)共に、行ってもらうのがいい方法です。

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