歯のひび割れについて

WS000025

咬んだときに痛みを感じたり、それは繰り返しているけれどもすぐに治まるので、ほおっておいているといったこと、それから、片方だけで物を噛んでいることなど、もし、こういった徴候があれば、割れた歯があるかもしれません。
その痛みは断続的なものかもしれませんが、そういった徴候があることを歯科医師に告げることはとても重要なことです。そのままにしておくと歯を傷め、ひどいときには歯の神経に影響することもあります。
もし、神経が炎症を起こしたり感染した場合、神経を抜かないといけなくなることもあります。そして、もっと割れ方がきつい場合は抜歯しなければいけない場合もあります。
歯が割れる原因としては以下のようなさまざまなものがありますが、歯が割れたりかけたりすることは、歯にとって大きなダメージとなります。それは、ヘアーライン破折と呼ばれるわずかなものでも、歯に沿って縦にひび割れがはしります。時として、ひび割れは、目だけではなくレントゲンでもわからないことがあります。
 ・口を強く打った
・食いしばり
・大きい虫歯や大きな充填物
・極端に熱いものと冷たいものを口にした
・氷やキャンデーなどの硬いものを食べた
もし、ひび割れている歯があれば、ちょっとした温度痛や咬合痛でも歯科医師に相談してみて下さい。そうすれば、歯科医師はいろんな診査をして痛みの原因などを診断してくれます。
ひび割れた歯はクラウンの様な、歯に完全に被せる修復物をします。その時、神経の治療も必要かもしれません。それから、もし保存不可能な場合は抜歯をして、ブリッジや入れ歯やインプラントが必要になってくる場合もあります。
なぜ、割れた歯は痛むかというと、噛むとひび割れが開き歯の中の神経が刺激されます。そして、かみ合わせたときに鋭い痛みが走ります。もし神経が刺激されていたら、ちょっとした温度刺激も敏感になります。そして、ひび割れは歯ぐきなどの周りにも刺激を与えることもあります。
わずかなひび割れは問題ない場合も多くありますが、定期的に歯科医師にチェックしてもらうことで、早期発見、早期治療が行なえます。

関連記事

  1. 前歯のゆがみを治す矯正治療(歯列矯正)

  2. 骨隆起

  3. セルフチェック

  4. 歯列不正が原因の虫歯

  5. 歯と歯の間の虫歯

  6. 歯のレントゲン

カテゴリー

PAGE TOP